塗り替え工事実施内容
外壁塗装内容 |
住宅の外壁材 |サイディング |
仕上げ塗装 |ファインSi(シリコン系) |
塗装回数|4回 |
屋根塗装内容 |
住宅の屋根材 |スレート屋根 |
仕上げ塗装 |シャネツロック(遮熱塗料) |
塗装回数|3回 |
修理内容 |
劣化が進んだサイディング外壁の交換|屋根頭頂部棟部分の修理など |
その他塗装箇所 |
雨樋|戸袋|雨戸|棟包み|水切り部など |
傷んでいるサイディング外壁の交換・修理
修理・塗装前に、外壁を高圧洗浄機を使用して汚れを洗い流します。
高所や細部へ、確実に塗装や修理ができる様に、架設足場を設置します。
外壁に使用されているサイディングは、雨水などの水分を吸収しやすい外壁材です。
サイディングは新築後3~4年で塗り替えが必要になり、
塗り替え時期の経過で塗装の保護効果が低下して、サイディング自体の劣化が進行していきます。
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交換が必要なサイディング
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サイディングの取り外し
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取り外したサイディングボード
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外壁に使用されているサイディングが、 劣化・破損した状態では、住宅の下地や基礎自体を痛める原因になります。
画像の様な状態では、シーリング材などでは補修できず、 新しいサイディングボードへの交換が必要になります。
劣化したサイディングを下地から取り外します。
下地には、部分的に雨水浸入によるカビの発生も確認できます。
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ルーフィングの取り付け
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サイディングの取り付け
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サイデイングを下地へ固定
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劣化したサイディングを取り外した後に、 下地へ防水効果を高めるために、ルーフィング(防水紙)を取り付けます。
サイディング交換が必要な状態になる箇所は、 雨水や湿気の影響を受けやすいため、防水紙を取り付けました。
そこへ新しいサイディングボードを取り付けて、下地へ釘などで確実に固定します。
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歪んでいるサイディングの固定
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サイディングを固定する様子
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交換を行わないサイディング部分も劣化していて、水分の吸収によりサイディングが歪んでいます。
歪みにより変形したサイディングは、固定している下地との間には隙間ができています。
その隙間に外部から雨水が浸入して下地へ染み込み、住宅内部へ雨漏りを起こす原因に繋がります。
隙間がある箇所を全箇所確認し、釘やスクリューボルトで下地へ確実にサイディングを固定します。
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継ぎ目へのシーリング処理
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外壁の交換・修理が完了
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サイディング同士の継ぎ目には、雨水浸入を防いで防水効果を持たせる為、 シーリング処理が施されています。
シーリング材は弾力がある事で、外壁の気温変化による伸縮にも対応し、 隙間からの雨水浸入を防ぐ効果があります。
シーリング処理は最初に、サイディング周辺など余計な箇所への付着防止のため、 マスキングテープで養生します。
継ぎ目へシーリング材を注入して、シーリング材硬化後にマスキングを外して処理が完了します。
元々、シーリングされているサイディング継ぎ目も、紫外線の影響で劣化している箇所もあります。
その部分は劣化したシーリングを取り除いた後に、シーリング再処理を行います。
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